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〈環境配慮型ワーケーションモデル創出会議〉
プロジェクト

ウマバプロジェクトの概要

2021年7月に、産官学連携のもと「環境配慮型ワーケーションモデル創出会議」(座長:床桜英二徳島文理大学教授)が発足し、ウマバ・スクールコテージを拠点に脱炭素とワーケーションの実現を目指す社会実験型プロジェクト「ウマバプロジェクト」がスタートしました。
ワーケーションの誘致には、地域の玄関となる空港や主要駅からの目的地までの2次交通手段の確保や、通信・電力環境など、快適なテレワークのためのインフラ整備が欠かせません。ウマバプロジェクトでは、将来的な地域への展開も視野に入れ、複数の企業が連携して脱炭素の実践とともに取り組むことにしています。

徳島県庁にてプロジェクトのプレス発表(2021年7月19日)

UMABA Projectで実現したいこと

本プロジェクトでは、ウマバ・スクールコテージの施設予約状況から得られる消費電力と気象予測データをもとに太陽光発電システムから得られる電力をAI(人工知能)が予測し、その過不足分に対して発電所から供給される電力との最適な組み合わせ(需給バランス)を判断、自動管理することを目指します。

脱炭素に関する実証実験(第一段階)の概要

新規則

  • 01

    天候による発電予測、宿泊予約状況による電力消費予測に基づきシステムが自動的に充電計画を策定

  • 02

    充電計画をベースに、実際の使用状況に応じ、最も効率的な電力の「おすそ分け」を自律的に実行

  • 03

    EVによるウマバ・スクールコテージと池田電気ビル間で、人だけではなく「電力も運搬」

これにより天気のよい日は太陽光発電からの電力を多く使い、余った電力や夜間の安価な電力を蓄電池に貯め、天気の悪い日や夜間は蓄電池の電力を使えるようになります。
また、自然災害などによる停電時などには、蓄電池に貯めた電力に加え電気自動車からの電力供給も受けることが出来るようになるため、数日間は電力会社からの電力供給がなくても過ごすことが出来るようになります。

ウマバ・スクールコテージでは、プロジェクトの実施に向けて太陽光発電システムと電気自動車スタンドを設置することにしており、将来的には本プロジェクトの成果をもとに、太陽光発電システムを備えた地域内の家同士が相互に電気の過不足分を補い合う仕組み(おすそ分け)を地域に広げていきたいと考えています。
本プロジェクトには、ソニーコンピュータサイエンス研究所や村田製作所などが参加するほか、四国電力、JR四国、徳島県が協力します。実証実験は、今秋からスタートし年内中に実施、2022年3月末までに報告書をまとめることに。その後、成果を評価しながらよりレベルの高い実証実験に繋げていくことになります。

ウマバプロジェクトメンバー

(2021年12月1日現在 順不同)

参加企業

企業名役割
徳島文理大学総合政策学部 座長、規制改革の検討
一般社団法人三好みらい創造推進協議会 環境配慮型ワーケーション拠点としての「ウマバ・スクールコテージ」の運営
丸浦工業株式会社 「ウマバ・スクールコテージ」への太陽光発電設備
株式会社ソニーコンピューターサイエンス研究所 電力融通ソフトウェアの提供、事務局総括
株式会社村田製作所 電池システム、電力センサー類などの提供、EV充電機器の検討
ヘッドスプリング株式会社 EV充電器の電圧変換部
河村電器産業株式会社 EV充電器のCHAdeMO対応/パッケージング
国際航業株式会社 気象情報と電力融通ソフトウェアの連携

オブザーバー・メンバー

企業名役割
四国電力株式会社 徳島支店総務部 「池田電機ビル」の利用調整、太陽光発電の設置支援
四国旅客鉄道株式会社 四国家連携部 駅舎の利活用を含む二次交通の検討

徳島県危機管理環境部
 政策創造部地方創生局
 関西本部

  • 脱炭素社会に係る施策連携
  • ワーケーションによる新たな人流創出に係る施策連携
  • 大阪・関西万博を見据えた情報発信
三好市企画財政部 地方創生推進課 地元自治体としての施策検討