四国山地砂防事務所が主催する「キャンプ砂防2023 in 四国」が開催され、9月11日から1泊2日でウマバ・スクールコテージをご利用いただきました。
参加した大学生は4名(岩手、東京、京都からの参加)。これに四国山地砂防事務所に勤務する若手職員4名が加わり、「中山間地域の実情と砂防の役割を学ぶ」をテーマに活発な議論が行われました。
前半の講話、講演ではやや緊張した面持ちの参加者でしたが、後半のフリーディスカッションになると専門的な意見や質問などが多く出され、野村事務所長、高井市長、丸浦商工会議所会頭からは、質問への回答とともに地域の現状や課題、プロジェクトなどの取り組みについて熱く語られました。
翌日は、三好ジオパークガイドの皆さんによるジオツアーが行われました。四国は地すべりが多発する全国有数の地域であり、なかでも三好市は中央構造線の上に位置しているため砂防は重要なテーマです。ジオガイドからはプレート活動から出来た四国の地形や地質の話、その上に分布する生態系やそこに暮らす人々や文化の話がされ、参加者はその説明に熱心に聞き入りメモをとっていました。